2005年01月17日

一人の心の傷にすら届かない

阪神大震災から丸10年がたつ。なんと月並みな書き出しだろうか。そんなことはどうでもよい。

俺はその出来事の当日、姫路に住んでいた。おそらく震度4であったろうか。ごぉーという音とおもに目が覚め、しばらく布団で揺れを感じていた。
…まさか大惨事になるとは考えもせずに。

神戸から転入生がどんどん入ってくる、当時小学校5年生の俺には彼らの心の傷など推し量るべくもなく、黙祷もただ目をつぶるばかりで。

その年の3月転勤で転校する。地震とは関係ないが。その移動のときに神戸の街を通る。まだ電車も復旧してなくて、途中からバスで代行輸送だった。

バスから見える瓦礫の山、壁の剥がれ落ちたビル、ひび割れた道路。地震の傷跡を生々しく伝えていた。
だが、これだけ見ても人々の苦しい生活ぶりは推し量れなかった…
それは移動の速さのためか、俺の碧さのためか、乗り物という安全さのためか。
 


スマトラ島沖地震が連日報道される。人々は津波の驚異に好奇の目を光らせる。どんな惨状についてもだ。
津波の物理学的強度、地質学的・社会的原因、死者の数、経済的損失などに置換されて、安全な脳にわかりやすく伝えられている。被害者たちの慟哭よりも直感的で、刺激的なのだ。



あの人からメールが届いた。2日間も雨が続いた無関心の街東京。
「もっと心が寂しくなるじゃん、雨のせいで」
俺は仲間たちと飲んだ後だった。
「何か忙しいこと物事でも考え事でもとらわれればいい」
いかにも合理的な答えだった。

今日、晴れた空を眺めた。
俺はいつもどおりこんな答えでよかったのかと考えてしまう。
あの返事は自分にとってわかりやすかった。
でももっと、雨について語った返事を送るべきだった、と思うのである。
俺だっていつまでもバスに乗ったりテレビばかり見たりしているわけにはいかないのだ、お互い距離を縮めるためには。




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Posted by forget_me_not_4_u at 23:09Comments(18)TrackBack(0)

2005年01月16日

日経ビジネスアソシエ2/1号

日経ビジネスアソシエが届きました。
以下大まかな内容。

今回の特集は「本当の人脈の作り方
なかなか興味深い内容です。

自己満足より相手満足を考えよう

勉強会は参加するより主催しよう

航路を照らしてくれるメンターを持とう

目的と必然性があれば誰にでも会える

など、実際に人脈を築いた方の体験、理論が述べられています。

『人脈作りの科学』著者 安田雪氏 東京大学ものづくり経営研究センター COE特任助教授による

濃密過ぎる人間関係は創造性を奪う

ネットワークの形による情報伝達や人間関係の特性について述べています。

そして各ページにはビジネスパーソンの人脈についてのアンケート結果が載っています。

最後にSNSが人脈拡大にどれほど活用できるのかについて書いてあります。
ここではmixiが出てきています。これは結構意外なテーマだった。もう、SNSはメジャーなものになりつつあるんですね。mixi利用者は30万人に到達しそうな勢いです。

数字にダマされるな!

数字だけ信用するのは危ない。どのように数字がでてきたのかまでしっかりチェックしないと損をする、という内容です。
世帯貯蓄額1400万。これは平均値です。
企業別平均年収も、従業員平均年齢や従業員数、セクターによって変わってきますのでこれも単純比較することは難しい。
そのほか、アンケートの誘導的な文章によって結果が変わってくるなど。

東大生の親は年収1000万。
これも平均貯蓄額と同じようなレトリック。
べつに金持ちじゃないと東大に入れるわけではないですな。
俺の家も金持ちとはいえないし、友達はもっと悲惨な状況な人がいっぱいいます。
むしろ逆に奨学金を得るために過小に申告しているとすれば、むしろもっと平均はあがるだとか。

ダマされるな!ばかり言ってないのがこの特集のすごいところ。
逆に利用しちゃいましょうって利用例を挙げております。

ほかには、またw氏が形にならない意見を述べていたり、波多陽区のおなじみのせりふを持ち出して寒い風を吹かせている記事もあるが、今回は総じて、内容の濃いものだと思います。

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Posted by forget_me_not_4_u at 19:35Comments(21)TrackBack(1)

2005年01月15日

ビバ!'83

今日はMIXIの'83生まれオフに参加。さまざまな顔触れが揃う。いろんなタイプの人と話せてよかたです。

  
Posted by forget_me_not_4_u at 23:53Comments(42)TrackBack(0)

2005年01月14日

GO!書く

妹が明日センター試験。
別々に暮らしているからあんまし関係ないけど、
でも、

国公立に受かってくれ〜

俺の仕送りが減る
俺が奨学金借りて返さなくちゃいけなくなる
もう親に借金してるのに

「がんばれー」とかメールしてない。
余計なプレッシャーは掛けたくないんで。

ああ、でも鬱になったら、GO!って書いとこう。
それはつまり、前向きにね。でも復習は必要よ

『ゴー』を書く

ごーかくだ!

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Posted by forget_me_not_4_u at 22:50Comments(49)TrackBack(2)

昔のメモ帳

高校のときに書きなぐっていたメモが出てきた。
いや机にそっとしまったままで、いつまでも書き足せるようにしてあったものだ。
ほとんどが当時、詩のつもりで書いたのだが、今見ると出来損ない。エッセイだ。
だけど、その考えは若々しく、どーでもいいことを書きなぐったせいで、今では面白く見えるものが多々ある。

途中から尾崎の影響を受けたせいか、言葉が荒くなっているのが面白い。

あ〜死が怖かったんだなっていうの思い出せた。


暗い部屋で一人
布団にうずくまり
死の恐怖と戦っていた

未来のない地に取り残される肉体と
行き場のわからない魂

そして俺は拳で頭を殴る
静寂に響く高い生の証

死を待つときの苦しい痛みと
世界を遮断される果敢無さ

そして俺は拳で胸を叩く
静寂に響く太い生の証



これはこれでまあ、出来の良し悪しはともかくとして、中高生レベルの考えだ。

って、いくら殴り書きだからって幼稚園児みたいなのまで残すなよワロタ

逆襲

魚を食べたら
骨が
のどに刺さった



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Posted by forget_me_not_4_u at 22:25Comments(64)TrackBack(0)

2005年01月12日

Sleipnirの後継ブラウザ6月発表予定

不幸によりSleipnirの開発が停止してしまったわけですが、むしろそれをばねにして、これまで以上のブラウザが開発されているようです。
詳細はこちら

読んだ感じだと、Sleipnirより軽くなるけど機能は拡張できるってことっ?
エンジンは何になるのだろうか、某Gectoと軽さを比較してるってことは・・・?



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Posted by forget_me_not_4_u at 00:36Comments(24)TrackBack(2)

2005年01月11日

経営学検定試験初級合格U゚Д゚U ハァ?

もはや合格どころか、次また挑戦することすら忘れかけていた経営学検定
結果が返ってきました。


経営検定

ありえねぇ。
こんなにあってるとは。
自分の勘のよさに(・∀・)ほう感心。
これじゃあ、あきらめて記憶のかなたに置き忘れていた中級を受けざるをえないな。
中級ってめっちゃ分量多いから、次こそはきちんと勉強しないと。
結局暗記に帰結される分こんな検定試験覚えればすむことじゃないか。
…おっと、またまたいいわけつけて勉強しない病が始まりそうだぞ。


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Posted by forget_me_not_4_u at 22:27Comments(25)TrackBack(1)

風船

膨らむ二つの風船
よどんだ空気も冷たい空気も入っている

触れてはいけない
あふれ出てしまうから

でも
こんなにつつきあうようにしているのはなぜ


みんなといるときは膨らませてお互いの存在を誇示している
ふとみんながいなくなって二人になったとき
空気が苦しいから
君は遠くへ飛んでいった  
Posted by forget_me_not_4_u at 22:12Comments(14)TrackBack(0)

2005年01月10日

IE6/SP2に致命的な3つの脆弱性

IE6/SP2に致命的な3つの脆弱性

アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ  
Posted by forget_me_not_4_u at 03:58Comments(12)TrackBack(0)

2005年01月09日

二人の距離

なにをいまさら反省しているのだろうか。ただ客観的に捕らえられるようになったからなのか。

別れた原因は独占欲とか言うもの。もっと自由にさせてくれとのこと。最初は縛りをきつくしてもうまくいっていた。でも、時間がたつと二人の関係は冷めてくるというか、落ち着いてくる。二人はそれぞれ別の個体であるから、仕方ないことはわかっている。

俺は本当に独占欲が強いのだろうか。好きになるほど相手を縛ってしまうのか。
相手がそうさせたくなる人間だったからというのが今の俺の考えてだ、逃げているのか。

恋愛におけるロマンティズムのひとつ、相手とひとつになりたいという感覚、欲望・それがし張りがきついとか独占欲とかという言葉に書き換えられる。それが発揮されるのは相手の人間性によるのか、相手を思う気持ちの強さによるのかわからないというのに…

逆に友人関係は冷めているといったらよいだろうか。ともすれば契約関係のようなものに陥ってしまう可能性すらある。
氏乳とか、いやそれ以前に相手のことをよく知っている、頻繁に遊ぶ、腹を割って語り合える、わがままを言えるというような熱い関係を見るとうらやましく思う。

友情に関してももっと相手に踏み込むような態度にしたらよいのかもしれない。しかし彼にとって俺は、one of them 出しかない、と考えてしまい、そのようなことをすることはない。よってかえって友情を育むとっかかりを失ってしまうのだ。
俺が彼を one of them と思っているのっではなく、彼が俺を one of them と思っていると思ってしまうのだ。
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Posted by forget_me_not_4_u at 21:17Comments(21)TrackBack(0)